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現場で見てきた車の盗難、その手口と狙われやすい車の特徴

カスタムした愛車、ちゃんと盗難対策できていますか?

「うちの車、そんなに目立つわけじゃないし大丈夫でしょ」と思っているなら、少し注意したほうがいいです。

最近の盗難はランダムに狙うのではなく、価値のある車をしっかり選んで狙ってきます。カスタム車や旧車は、その「価値がある車」として見られやすいんですよね。

この記事でわかること

  • カスタム車・旧車が狙われやすい理由
  • 最新の盗難手口(リレーアタック・CANインベーダーなど)
  • やりがちだけど危険な行動
  • 盗難対策と合わせて確認したい車両保険の話

結論:カスタム車は「普通の車より狙われやすい」と思っておくべき

まず最初にはっきり言っておくと、カスタム車や特にネオクラ系の旧車は盗難リスクが高いです

理由はシンプルで、車両本体の価値が高いのはもちろん、ホイールやパーツ単体でも売れるからです。盗む側からすると、1台で複数の「商品」が手に入る効率のいいターゲットになります。

純正セキュリティが付いていても、最新の手口の前では突破されるケースが増えています。「対策してるから安心」ではなく、「どんな手口があるか」を知った上で対策を組み合わせることが重要です。

カスタム車・旧車が狙われやすい理由

まずは「なぜ狙われるのか」を整理しておきましょう。対策を考える上での土台になります。

車両本体+パーツ単体で価値が高い

カスタム車は車両本体だけでなく、社外ホイール・マフラー・シート・オーディオなどパーツ単体でも高値で売れます。盗む側にとっては1台盗むだけで複数の収入源になる、効率のいいターゲットです。

特に海外でも人気のスポーツカーなどの旧車パーツは中古相場もかなり上がっていて、希少なパーツはかなり高額になっているのでリスクを冒してでも盗んでいこうとするのも当然です。

目立つカスタムは「価値のある車」と見られる

ローダウンしていたり、エアロやホイールが目立つ車は、見た目で「手をかけた車=価値がある」とわかってしまいます。オーナーからすると自慢のカスタムですが、盗む側にとっては"いい獲物"のサインでもあります

旧車・ネオクラ車はセキュリティが弱く希少パーツも狙われる

シルビア・スカイライン・RX-7・スープラ・ホンダのタイプR系といった旧車やネオクラシックカーは、純正セキュリティの性能が今の車より圧倒的に弱いです。そのうえ、車両相場が上がっていて希少パーツの価値も高いので、車両ごと盗まれるケースも、パーツだけ持っていかれるケースも両方あります。

「古い車だから大丈夫」は完全に逆で、むしろ旧車こそ対策が必要だと思ったほうがいいでしょう。

SNS・駐車場所から居場所を特定されるリスク

これは盲点になりがちなんですが、SNSに投稿した写真から自宅や駐車場所を特定されるケースがあります。背景に映り込んだ建物や、位置情報がオンのまま投稿した写真が原因になることも。

カスタム内容を細かく公開しすぎるのも、「価値がある車」と認知されるリスクになります。

カスタム
カスタム

盗まれたオーナーに話を聞くと「SNSに載せた写真が原因かもしれない」っていうのも実際にあった。投稿するときはナンバーや背景はもちろん、画像の位置情報に気もをつけてほしいですね。

知っておきたい最新の盗難手口

対策を考えるには、まず手口を知ることが先決です。最近よく使われている手口を整理しておきます。

リレーアタック

スマートキーの微弱な電波を専用機器で増幅・中継して、車のそばにいるように偽装する手口です。家の中にスマートキーを置いていても、玄関付近に機器を近づけるだけで電波を拾われて解錠・エンジン始動されてしまいます。

スマートキーを電波遮断ケース(ファラデーケース)に入れるだけで対策できるので、まずここから始めるのがおすすめです。

CANインベーダー

OBDポートと呼ばれる車内の診断用コネクタに専用デバイスを差し込んで、車のシステムに直接侵入する手口です。ヘッドライトの配線などから侵入してOBDポートへアクセスするケースもあります。

一度侵入されるとイモビライザーを無効化してエンジンを始動できてしまうので、物理的にOBDポートへのアクセスを防ぐ対策が有効です。

レッカー・積載車で丸ごと持ち去るケース

ドアを開けることなく、レッカー車や積載車で車ごと持ち去ってしまう手口です。タイヤをロックしていても、積載してしまえば関係ありません。駐車場の死角や夜間に短時間でやってしまうケースが多いです。

タイヤロックやハンドルロックの「見える抑止」が有効で、「手間がかかりそう」と思わせることが対策になります。

ホイール・パーツだけ盗まれるケース

車両は残したまま、社外ホイールだけ外して持っていくケースも増えています。駐車中に4本まとめてやられると、翌朝ブロックの上に乗った状態で発見されることになります。

これ昔やられましたがかなりメンタルやられて凹みますよ。タイヤホイールの買い直しはもちろんだけど、それ以外にもブレーキのバックプレートも潰れてるから交換が必要だしいろんなところを手直しするのにめちゃお金かかります。

ホイールロックナットはこのケースへの直接的な対策になるので絶対付けましょう!!

ショウ
ショウ

CANインベーダー、最近めちゃくちゃ増えてるよな!ヘッドライトの隙間から侵入とか、もう手口が本当に巧妙になってる。ニュースとかでも良く報道されてるけど、ほんの何分かで簡単に持って行かれてるからな!

やりがちだけど危険な行動

知識として知っておいてほしいのが、無意識にやってしまっている盗難リスクを高める行動です。

スマートキーを玄関付近に置く

リレーアタックの項目でも触れましたが、玄関のドアや壁越しでも電波は届きます。スマートキーは玄関から離れた場所か、電波遮断ケースの中に置くのが基本です。

SNSに駐車場所・ナンバーが映る写真を載せる

愛車の写真を投稿するときは、背景に自宅や駐車場所が特定できる情報が映っていないか確認する習慣をつけましょう。ナンバーもできれば隠す処理をしておくのが無難です。

同じ場所に長時間停めっぱなしにする

毎日同じ場所・同じ時間帯に駐車していると、行動パターンを把握されるリスクがあります。可能であれば駐車場所を変えたり、屋内や防犯カメラのある場所を選ぶのが効果的です。

「純正セキュリティがあるから大丈夫」と油断する

冒頭でも触れましたが、リレーアタックやCANインベーダーの前では純正セキュリティだけでは不十分です。複数の対策を組み合わせるという発想が大切です。

盗難対策と合わせて確認したい「車両保険」の話

どれだけ対策をしても、盗難リスクをゼロにすることはできません。万が一に備えて、車両保険の内容を今一度確認しておくことも重要です。

カスタムパーツが補償対象になるか確認する

標準的な車両保険は、社外パーツ・カスタムパーツが補償対象外になっているケースがほとんどです。高額なホイールやエアロを装着している場合は、パーツの補償が付いているプランや特約を選ぶ必要があります。

旧車・高額カスタム車は保険評価額に注意

旧車は市場価値が上がっていても、保険の評価額が実態に追いついていないケースがあります。実際の車両価値と保険評価額にズレがないか、契約内容を確認しておくことをおすすめします。

高額パーツは明細・写真を残しておく

万が一盗難にあった場合の保険請求のために、取り付けたパーツの購入明細と写真を保管しておくのが重要です。証拠がないと補償されないケースもあるので、カスタムしたタイミングで記録を残す習慣をつけておきましょう。

保険の内容を見直したいということであれば、カスタム車・改造車に対応した任意保険を比較してみるのも一つの手です。

自動車保険は金額だけで決めるのではなく、補償内容まで含めて検討しないと盗まれたときに絶対後悔します。

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まとめ

カスタム車・旧車が盗難に狙われやすい理由と、最新の手口について解説しました。

ポイントをまとめると、**「価値が見える車は狙われやすい」「最新の手口は純正セキュリティでは防げない」「対策は複数を組み合わせる」**の3点です。

まずはスマートキーの保管場所を見直すことと、SNS投稿のルールを決めることから始めてみてください。コストゼロで今日からできる対策です。

具体的なグッズの選び方や予算別の組み合わせについては、下の記事で詳しく解説しています。愛車をしっかり守る対策、一緒に考えていきましょう!

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  • この記事を書いた人

カスタム

クルマ業界30年のカスタムがやめられない50代おっさん。車関連の仕事を渡り歩いて今はLED関連のカスタム系の仕事をやってます。

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