純正では基本的に寒冷地仕様にしか装着されていないリアフォグ(バックフォグ)。
ドレスアップ目的で装着を検討している方も多いと思います。
夜間の見た目のインパクトも絶大で、光り物系のカスタムでも人気のアイテムです。
しかし、社外品をそのまま何も考えず取り付けて車検NGになったという話をよく聞きます。
リアフォグを装着するのは、保安基準を守っていれば問題ないのですが、細かな規定を知らない人は意外と多い印象です。
そこで今回は「合法的にリアフォグを装着したい!」というあなたのために車検に通るリアフォグ装着方法をご紹介します。
リアフォグ(バックフォグ)の保安基準を確認
まずは保安基準で決められたルールを知る事が大切です。
リアフォグの規定は保安基準の第37状の2(後部霧灯)を見ると詳細が確認できます。
わかりやすく説明すると以下のようになります。
取り付け個数・位置
- 個数:2個以下(1個でも2個でもOK)
- 取り付け高さ:地面から0.25m以上1.0m以下
- 車の後面に取り付けること
高さの条件は見落としがちなポイントです。
バンパーに加工して取り付ける場合、あとから位置を変えるのは難しいので、取り付け前に地上高をしっかり計測しておきましょう。
灯光の色・明るさ
- 色:赤色のみ(これ以外はNG)
- 明るさ:他の交通を妨げない明るさであること
- 光の照射方向:後方に向けること
ドレスアップ目的でオレンジやグリーンなどのフォグを付けたい気持ちはわかりますが、バックフォグとして車検を通すなら赤色一択です。
スイッチ・配線の条件(ここが一番ハードル高め)
これが後付けバックフォグで一番注意が必要な部分です。
- バックフォグ単独で点灯・消灯できる独立スイッチが必要
- ヘッドライトまたはフォグランプが点灯しているときのみ点灯できること(バックフォグだけ単独で点灯するのはNG)
- ブレーキと連動して点灯するタイプはNG
- エンジン停止+運転席ドアを開けたときに点灯中であればアラームで知らせる機能が必要
特に最後の「ドア開閉時のアラーム」は見落としやすい条件です。
ショップで車検を受けたとき、「スイッチが独立していない」か「ブレーキ連動になってる」の2パターンで落ちてくる人が多い印象。配線の組み方で車検の結果が変わるので、DIYで装着する場合は要チェック!
取付時の注意点
上記で簡単にまとめましたが、気をつけていればそこまで難しいルールではないのでまずはきちんと理解しよう。
ただし、他のカスタムパーツと比べると保安基準の条件が多く、全部クリアしないと車検でNGになります。
「付けてみたら車検に通らなかった」というトラブルが多いパーツのひとつなので、取り付け前に条件をしっかり把握しておくことが大事です。
特に注意したほうがいい点をもう少し詳しく説明します。
後付けの場合は高さと場所を考えて取りつける
基本的に後付けでリアフォグを装着する場合は、リアバンパーに取りつける事が多いと思う。
たとえば、200系マジェスタのバックランプを寒冷地仕様の純正流用でリアフォグありのバック&リアフォグに交換する時は高さはまったく気にする必要はない。
なぜなら、純正でリアフォグの設定があるということはメーカー側が保安基準に適合するように設計しているから。
高さに気をつけなければいけないのは、社外品や他車種のリアフォグを流用加工して取りつける時など。
流用加工して取りつける場合は、リアのアンダースポイラーやリアバンパーに装着するパターンが多いと思います。
カスタムしている車両はほぼローダウンしているからここで高さが問題になります。
注意したいポイントは「下縁は地面から0.25m以上であること」という部分です。
車高がかなり低い場合はとくに注意して装着場所を決めるようにしましょう。
バンパーの下側ギリギリの部分にあわせすぎると、0.25m以上をクリアできなくなり車検時に思わぬ出費を強いられることになる。
車検に通すときの車高を意識して位置決めをすると安心です。また、2個装着する場合は左右対称になるように取りつけるのもポイント。
F1タイプの点滅するバックフォグは車検NG
社外品でよく見かけるF1タイプの点滅するバックフォグは、夜間点滅させるとかなり目立つがもちろん車検には通らない。
リアフォグを点滅させるキット等もいろいろ販売されているがが、こちらも同じく点滅するから確実にアウトである。
点滅させて夜間に公道を走行していると、すぐにパトカーに止められて整備不良でキップを切られる可能性大!というか絶対止められる。
イベント時やナイトミーティングなどの場所だけで点滅させるようにして、街中でバックフォグを点灯させるのも迷惑なのでやめた方がいいだろう。
F1タイプってめちゃくちゃカッコいいんだけど、街中で点滅させて走ったら一発でアウトだからな。イベントとか駐車場だけにしておくのが賢い使い方だぜ!
ポジション、ストップ連動も車検NG
リアフォグをポジションやストップと連動させて使用する目的で取りつける場合は、車検時は連動したままでは確実に指摘されて車検に通らない。
装着したまま車検に通すには、連動しないようにしてリアフォグ装着時の保安基準を満たすようにする必要がある。
これを車検ごとに配線をいちいちやり直すのはかなり面倒なので、装着時にスイッチを付けて簡単に切替ができるようにしておくと後々かなり楽になる。
純正リアフォグをLED加工してポジション/ストップ連動で装着していても、パトカーや白バイに止められて切符を切られたという話は今のところ聞いたことがない。
保安基準でいうともちろんNGなのだが、LEDリフレクターと同じような感じでスルーされているように感じる。
もちろん、地域によりこの辺りは変わってくると思うから連動させるかどうかは自己責任で判断して欲しい。
基本的にポジション/ストップと連動させて点灯はNG!
運転席に点灯ONでインジケータランプが点灯するスイッチをつける
純正のリアフォグの場合はメーター内やスイッチにインジケータランプがあるからいいのだが、後付けの場合は運転席のあいているダミーカバー部分等にインジケータランプがついたスイッチを必ず取り付けよう。
インジケータランプがないトグルスイッチなどは目視された時にNGとなるので、点灯ONでランプが点灯するスイッチを用意しましょう。
配線はポジションONで電気がくる配線から分岐して、保安基準の規定にあわせて点灯させれば問題ありません。
インジケータランプ付きのスイッチはAmazonでも手頃な価格で見つかるから入手はしやすい。
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LEDフォグランプ ON/OFFスイッチ
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車検時にこのインジケータランプがあるスイッチじゃないとNGで通らないから気をつけて
その他装着に必要な配線材料
- 配線コード(適切な太さのもの)
- ギボシ端子・エレクトロタップ
- ヒューズ(電源取り出し用)
電球に比べるとLEDは消費電力が低いからそんなに太い配線は必要ない。
ギボシ端子とかはDIYするなら必需品だからまとめて買っておくと、いざと言うときに慌てなくていいから持ってないなら購入しておこう。
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純正リアフォグがバンパーに装着されている車両は車高に注意!

最近の車両でいうとスイフトスポーツ(ZC33S)やGR86(ZN8)などの、リアフォグがバンパーに付いている車両のローダウンは注意が必要。
車高を落としすぎると「地面から0.25m以上」という基準に引っかかり車検に通らなくなる。
最低地上高は問題ないのに車検に通らないというのは悲しすぎるので、車高を上げたくない場合はリアフォグを取り外して対策するしか方法がないから気をつけよう。
基準を守っていれば車検はまったく問題なし!
リアフォグを後付けして「車検に通らなかった・・・」という方は保安基準で決められたとおりに装着していなかっただけです。
カスタムしている車両に装着するときに一番気をつけたいポイントは、やはり地面から0.25m以上という部分かな。
バンパーを加工して取り付けると、その場で位置を簡単に変更できないのであまり下側につけないように注意しよう。
保安基準の条件は多く見えますが、ひとつひとつ確認しながら取り付ければ難しくはありません。正しく取り付けて、バックフォグカスタムを楽しみましょう!
