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シーケンシャルウインカー(流れるウインカー)でも車検は通る!DIYで自作する時の注意点まとめ

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最近は国産車も流れるウインカーを採用する新車がだいぶ増えてきました。レクサスをはじめトヨタのC-HRに、モデルチェンジしたばかりの新型N-BOXカスタムも軽自動車初のシーケンシャルウインカーをヘッドライトに採用しています。

流れるウインカーとは連鎖式点灯方式のLEDウインカーのことで、一般的にはシーケンシャルウインカーと呼ばれています。

社外品のヘッドライトやLEDテールにも続々と採用されてきているので、気になっている方も多いハズ。

純正で採用されるぐらいだから「車検は問題ないんでしょ」と思っている方も多いと思いますが、流れるウインカーにもきちんと基準があるので注意が必要です。

大手の社外メーカーの商品は問題ないものが多いですが、よくわからないメーカーの物や自作加工品などには車検NGとなるものも多くあるのです。

そこで今回はシーケンシャルウインカーの保安基準を詳しく解説したいと思います。特に自分で製作しようと考えている方は要チェックです!

流れるウインカーの保安基準を理解する

車検に通るように流れるウインカーを採用する場合は、以下の項目を全てクリアする必要があります。

  • LEDの点灯は内側から外側に向かって点灯すること。または中心から放射状に広がって均一的かつ連続的に点灯すること
  • LEDは点灯後、全てのLEDが点灯するまで点灯し続けること
  • 全てのLEDは同時に消灯すること
  • LEDは垂直方向に反復して点灯しないこと
  • 点滅周期は毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅すること
  • LEDの流れ方は左右対称であること
  • 他の全てのウインカーの点滅周期と同じであること

こうやって内容を見ると大変そうなイメージを受けますが、そこまで難しいことはないので内容を1つずつ詳しく見ていきましょう。

LEDの点灯は内側から外側に向かって点灯すること。または中心から放射状に広がって均一的かつ連続的に点灯すること

流れるウインカーの点灯方法で車検に適合するパターンは2パターンしかありません。

1つ目が「内側から外側に向かって点灯すること」。これは、車体の内側から外側に向かって点灯していくようにLEDをリレーで流せばOKです。

2つ目が「中心から放射状に広がって均一的かつ連続的に点灯すること」。これはちょっと分かりにくいですが、形状的にはリング状のデザインのウインカーだと思ってください。

例えば3連リングのデザインで基盤を制作したとすると、一番内側のリングが最初に点灯、次に真ん中のリング、最後に一番外側のリングが点灯するように制作すればOKということです。

LEDは点灯後、全てのLEDが点灯するまで点灯し続けること

これは点灯するときのパターンのことです。

5連で流れる回路を制作したとします。一番内側のLED1がまず点灯して、次にLED2、LED3と順番に点灯していき最後のLED5が点灯したときに全てのLEDが点灯していなければダメということです。

LED1が点灯してLED2が点灯した時にLED1が消灯しているのはダメということですね。イメージとしてはLEDが積み上がっていく感じです。

全てのLEDは同時に消灯すること

これも上で説明したことと連動するのですが、一番最後のLEDが点灯して全てのLEDが点灯してから同時に全て消灯しなければいけません。

順番に点灯していき全てのLEDが点灯してから全てのLEDが一斉に消灯する、このパターンしか認められていないからです。

LEDは垂直方向に反復して点灯しないこと

流れるウインカーは内側から外側に流れるのが条件ですので、垂直方向(縦方向)に流れるのはNGです。

縦長のテールレンズなどで、ウインカーの形状的に横に流すのが難しい場合は縦に流したくなりますがこれは車検NGです。

なので、横幅がほとんど無いようなテールの場合はシーケンシャルウインカーを採用するのは難しいです。

点滅周期は毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅すること

点滅周期のことは製作時は基本的に考えなくて大丈夫です。

市販されているリレーユニットを購入して使用する場合は、基本的にこの毎分60~120回以下の範囲内に収まるように作られているからです。

自分でリレーユニットも自作する方だけ気をつけましょう。

LEDの流れ方は左右対称であること

普通はウインカー左右ともデザインや回路を同じように制作するので基本的に気にしなくても大丈夫です。

左右でデザインを変えたり、流れるパターンが左右で違うなどがなければ問題ありません。

他の全てのウインカーの点滅周期と同じであること

流れるウインカー加工をした部分が他のウインカーの点滅周期とズレていたらダメということです。

最近主流のシーケンシャルウインカーのみ対応のリレーユニットを使用した場合は気にする必要はありません。

気をつけなければいけないのは、昔からある「20パターンリレーユニット」などの流れるパターンを変更できるリレーユニットの場合です。

そもそも流れ方が何パターンあっても、内側から外側に向かって順番に点灯していくパターンのみしか車検時はNGですし、もちろん他の点灯パターンで公道を走行した場合は整備不良の対象になります。

「20パターンリレーユニット」などの点灯パターンが切り替えできるリレーユニットは、イベントに参加するような方向けなのでイベント参加が目的でカスタムしていない方は、シーケンシャル点灯のみに対応したリレーユニットを使用しましょう。

リアにシーケンシャルウインカーを追加する時に注意すること

最近はテープLEDなどで簡単にシーケンシャルウインカーを追加することができます。

装着している車両をよく見かけるようになりましたが、リアにシーケンシャルウインカーを追加する時には注意が必要です。

なぜかというと「平成30年2月に方向指示器等の点灯方法に関する基準」が改正されたからです。

国土交通省の詳細ページはこちらから確認できます。

簡単に説明すると以下のようになります。

保安基準等の変更点

・ 車のリア側に追加できるウインカーの点灯方式は、最初からあるリアウインカーと同じ点灯方式でなければならない
・ ハザード点灯時も、リアウインカー全てが同じ点灯方法でなければならない

どこに注意するべきかというと、リアのウインカーが電球や純正LEDウインカーどちらの場合でも、シーケンシャルテープLEDウインカーをそのまま追加するとNGということ。

なぜなら純正の点灯は点滅ですが、追加したシーケンシャルウインカーは流れるため点灯方式が違うからです。

「最初からあるリアウインカーと同じ点灯方式でなければならない」と基準が変更されたので、そのままシーケンシャルテープLEDを取り付けると保安基準に適合しません。

シーケンシャルテープLEDでウインカーを追加しようと考えている方は注意してください。

自作の流れるウインカーはディーラーでも車検OK?

流れるウインカーを基準を守って自作で制作したらディーラーでもそのまま車検は通るのか?

基本的にはNGになる部分がないので通るはずなのですが、ディーラー系は加工品というだけでダメと言われる可能性が高いです。保安基準に適合するように制作しているのに納得いかないですよね。

ただ、なかには話のわかる方がいて、陸運局に連絡をとって確認しながら対応してくれるディーラーもあるので一度聞いてみるのもいいかと思います。

ダメだったときは無駄に時間をかけて交渉しても疲れるだけなので、車検時はカスタムしている車にも理解のあるお店で車検をするのがオススメです。

流れるウインカーのまとめ

シーケンシャルウインカーはこれから出てくる新型車はどんどん採用してくると思います。

愛車をドレスアップしていく時に、やはり見た目にインパクトがあるシーケンシャルウインカーをせっかくなら採用したいですよね。

自作で作る、社外品を購入する、ショップで制作してもらう、予算や自分のスキルに合わせて導入方法もいろいろ選べるので、自分にあった方法でシーケンシャルウインカーを取り入れてカスタムカーライフを楽しみましょう!

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